このブログの存在理由
いまの世界は、物語・期待・役割・成功・幸福という
外側の”設定”が先に敷かれ、それに合わせて人が生きることが当たり前になっています。
その結果、世界の純度(=現象としての世界)を観測する前に
加工された物語だけが人を動かすようになっていると感じます。
例えば、金はただの元素であり、
原子番号79番の金属でしかありません。
それは柔らかく、酸に溶けにくく、
電子が可視光を吸収し損ねることで黄色く見える“物質”です。
しかし人間はそこに「富」「権力」「永遠」「安全」「価値」「約束」
といった物語を付け加えてきました。
物語を付け加えることは人間が生存をしてきた過程で生まれた仕組みです。
物語は宗教となり、文化となり、伝統となり、人々を同期させ、共同体を維持させてきました。
それは尊いことです。
一方で、物語というものが、現代における生きづらさの根本的な原因であることもまた、事実です。
宗教が人々の対立を生んでいる現代。
何かのために生きなければいけないという刷り込み。
成功という物語の終着点へ辿り着いたはずなのに満たされない心。
本来、息を吸って、吐いて、食べて、寝る。
それだけでいいはずだったのに…
画面に映る有名人と画面を眺めるだけの自分
ずっと待ち続けたのに現れない白馬の王子様やお姫様。
このズレの正体は”物語そのもの”ではなく、
物語と現象が混ざってしまったことによるものです。
人間は物語を信じることで苦しんでいるのではなく、
物語を”現実そのもの”として扱ってしまうことで苦しんでいます。
だからこそ、一度世界を物語なしで観測する必要があります。
そしてその上で、必要な物語を選択的に扱う必要があります。
このブログでは、
世界の純度(=現象)と物語の構造(=意味づけ)を切り分けながら、
物語を”選択的に扱うための視点”を提供します。
その結果として、
「世界を誤解したまま自分を責める」という構造から離れ、
生きづらさの根源を言語化し、
自分の基調状態を自分で整えられるようになることを目指します。
ブログの中身
扱わないもの
- 成功や生き方の“正解”の提示
- 精神論や自己啓発
- モチベーションやマインドセット
- 心理改善や治療
提供するもの
- 世界(現象)と物語(意味)の切り分け
- 外側(マクロ)の構造の理解
- 内側(ミクロ)の構造の観測
- 物語を選択的に扱うための視点生を壊さずに実装する技術
使い方
① 判断しないで読む(同意/反論/評価をしない)
② 感情が揺れた場所を観測する(怒り/不安/引っかかり/拒絶)
③ 背後にある物語を認識する(価値/期待/役割/理想/恐怖)
④ その物語が必要なら保持し、不要なら解消する
⑤ “改善”ではなく“扱い”であることを理解する
ブログ内で扱うカテゴリ
このブログで扱うカテゴリは以下の5つです。
- マクロ(世界の構造)
- ミクロ(人間の構造)
- 物語(意味の同期)
- 技術(生の実装)
- 書庫(素材)
マクロ(世界の構造)
マクロは、人間の意味とは独立して動く“外側の構造”を扱う領域です。
SNS、資本、国家、技術、人口、法など、個人の主観を超えた仕組みの挙動を観測します。
ミクロ(人間の構造)
ミクロは、身体・脳・情動・欲求といった“人間の内側の構造”を扱う領域です。
認知バイアス、情動、依存、動機、安全、ストレスなど、個人の体験の源泉を観測します。
物語(人類の対処法)
物語は、人間が世界の複雑性と不確実性に耐えるために作り出した“意味の装置”です。
価値、国家、恋愛、宗教、成功などの概念は、すべて対処法としての物語の産物です。
技術(善く生きる方法)
技術は、ミクロ(内側)とマクロ(外側)と物語(意味)を観測し、
適切な距離を取りながら“生を実装する方法”です。
呼吸、運動、書く、距離を取る、構造化するなど、操作可能な領域を扱います。
書庫(思考の素材)
書庫は、思考を支える“素材”を蓄積する領域です。
本、映画、アニメ、論文、ニュース、体験、歴史など、観測の出発点となる情報を扱います。
媒体の役割一覧
基本的な記事の更新は、このブログで行います。
X、Instagaramではブログ記事更新のお知らせを行います。
noteでは記事の中身を圧縮した内容や、思想の根源的な部分を載せていきます。
