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ただのゆーま。
僕の回復プリセット

味覚:チョコミント
嗅覚:レモングラス
視覚:子猫動画
触覚:ふわふわ
聴覚:落ち着く曲

頑張れば変われると本気で信じていた頃 | 過去の軌跡⑧

虚無から抜けたきっかけは、

YouTubeで流れてきた暴言のような自己啓発動画だった。

暴言だろうが何だろうが、

エネルギーが切れていた僕を駆り立てるには、

それは貴重なエネルギーだったのかもしれない。

昼夜逆転した生活の中、

朝5時ごろの朝日を浴びた。

別に何も変わらなかった。

そう、変わらなかった。

でも、たった一回の、

何も変えないような小さな行動が、

次の日、朝早く起きる行動につながった。

気づいたら、

少しずつ行動ができるようになっていた。

すると、

何も変わらないと思っていた生活に、

少しずつ色が戻ってきた。

自己啓発動画では、

筋トレが必要だと言っていた。

だから、その通りに動いた。

神にも仏にも縋らなかった僕でも、

その時は自己啓発に縋っていた。

体を壊して辛い思いをしたくない。

だから食事と体を整える。

やっぱり僕の原動力は、

痛みを避けたいという気持ちだったのかもしれない。

そして僕は、

虚無に落ちる前とは180度違う生活をするようになった。

筋トレをして、

変わっていく自分。

自分は、

行動で全てを変えられる。

そんな気がしていた。

いつしか、

あんなに辛かった虚無を忘れていた。

そして僕は、

こう思うようになっていた。

全ては本人の努力不足。

努力すれば人は変われる。

頑張らない人を、

心のどこかで馬鹿にしていた。

でも、この考え方の方が

僕には受け入れやすかったのかもしれない。

幼少期から、

僕はずっと自分を責め続けてきた。

そんな自分を、

「努力不足だからだ」

そう説明できれば、

頑張っている自分を責める権利は誰にもない。

そう思えたからだ。

意味が全てだった。

頑張るから意味がある。

頑張らなければ意味がない。

もし人生が

ずっと登り続けるものなら、

そんな言葉は

原動力になるのかもしれない。

(人としての深さは失うが)

残念なことに、

僕の人生は

右肩上がりではなく、凸凹だったようだ。

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