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ただのゆーま。
僕の回復プリセット

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どうすることもできない現実を知った頃 | 過去の軌跡①

僕は

普通の子供だったと思う。

特別な家庭でもなかったし、

特別な出来事が

多かったわけでもない。

でも、

ある時、

両親が離婚した。

僕は

父の方についていくことになった。

その時、

初めて思った。

「これは

自分ではどうにもならないことなんだ」

子供の僕には

何も決めることができなかった。

ただ、

大人たちが決めたことに

ついていくしかなかった。

それが

人生で初めて、

自分ではどうすることもできない現実

知った瞬間だったと思う。

ちょうどその頃、

僕は

ある本を読んだ。

脳死についての本だった。

なぜそれを読んだのかは

よく覚えていない。

実家がお寺だから、

死というものに

少し興味があったのかもしれない。

その本を読んだとき、

僕は

吐き気に近い感覚に襲われた。

自分の感覚が

ふわっと

浮くような感じだった。

「自分がいるのに

 いない世界」

想像してしまった。

それが

怖かった。

本当に

気持ちが悪くなった。

そのあと

しばらくの間、

僕は

何かあるたびに

おばあちゃんに聞いていた。

僕は今生きてる?

子供ながらに、

それを

確認しないと

不安だったのだと思う。

今振り返ると、

あの頃から僕は、

世界とは何か」を

考え始めていたのかもしれない。

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