体が壊れてから、虚無に落ちるのに時間はかからなかった。
何もわからなかった。
自分がなんで辛いのかも、
何が辛いのかもわからない。
世界の意味とか、
生きるとか死ぬとか、
そんなことを考える以前に、
ただ辛いという事実だけがあった。
何かをしたい、したくない。
できる、できない。
そんな話ではなかった。
そもそも、
何かをするという感覚を忘れているようだった。
ただ、辛い。
ただ、苦しい。
ただ、不安で孤独。
ただ、考えがまとまらない。
それだけだった。
今までレンズを通して見ていた世界が、
突然ぼやけたようだった。
輪郭のない世界が、
そのまま僕を押しつぶしているようだった。
その状態が、半年くらい続いた。
長かったのか、短かったのか、
今でもよくわからない。
ただ、その半年は、
確かに僕の人生に存在していた。
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