生まれてこなければよかったと思っていた頃 | 過去の軌跡③

勉強しないと怒られる。

普通にいるだけでも怒られる。

そんな日々の中で、

僕はだんだん思うようになっていた。

自分には

生きている価値がないんじゃないか。

なんで、

こんなに辛いのに

生きているんだろう。

なんで僕は

悪い人間なのに

生きているんだろう。

そんなことを

ずっと考えていた。

でも、

僕にとって

一番怖いものは

死だった。

生きているのは

辛い。

でも、

死ぬのは怖い。

その矛盾の中で、

僕はだんだん

生まれたこと自体を

恨むようになった。

なんで

生まれてきたんだろう。

生まれてこなければ、

こんな辛い思いをすることもない。

最初から

死を恐れることもない。

そう思っていた。

そして

子供ながらに

ずっと不思議に思っていたことがある。

大人は

死んだことがないのに

死ぬことを恐れている。

それなのに

子供を産む。

自分が辛いと思うことは

人にしてはいけない。

もしこのルールが

正しいなら、

死ぬことが怖いのに

どうして

その恐怖を

子供にも

体験させるんだろう。

それが

僕にはずっと

わからなかった。

今でも答えはわからない。

でも、

食べて美味しいと感じたり、

アニメを観て感動できるのは

今生きているからだ。

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