親が離婚してから、
家の空気は少し変わった。
中学受験のための勉強をしない僕と、
それを責める父。
そして、
ストレスを僕へのいじめで解決しているように見えた兄。
父は、
「お前の将来のためだ」と言いながら、
勉強しない僕を攻撃する。
兄は、
無理やりサッカーの練習に僕を誘い、
とろい僕に命令をする。
そして、
うまくできないと怒る。
僕にとっては、
最悪の日々だった。
勉強しないと怒られる。
でも、
勉強に向き合うことが
怖かった。
何もしなくても、
怒られる。
普通に生きているだけなのに、
怖かった。
暗い部屋の中で、
僕はよく
自分を責めていた。
全て自分が悪い。
自分が
もっとちゃんとしていれば、
こんなことにはならないのかもしれない。
そう思いながら、
僕は
ずっと自分を責め続けていた。
そして、
その頃からかもしれない。
自分を責めている自分と、
それを見ている自分。
二人の自分が
いるような感覚があった。
僕にとって
自分の感覚に距離を置くことは、
むき出しの心を
守るための方法だったのかもしれない。
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